工藤会トップは何の事件で争われているの?検察側と弁護側の主張は?

2021年8月24日に工藤会トップの2名、野村悟被告と田上不美夫被告の判決が福岡地裁で言い渡されます。

この2名は、長年工藤会のトップを走り続け工藤会の核と言っても過言ではないでしょう。
両被告が2014年9月に逮捕されて始まった福岡県警の「頂上作戦」が始まりました。

今回の判決が福岡県警の頂上作戦としての一つの節目になるでしょう。

 

野村悟被告と田上不美夫被告の判決が出る8月24日を前にして、両被告が争っている4事件についてまとめてみました!!

目次

野村悟被告と田上不美夫被告について

工藤会野村悟被告と田上不美夫被告についてお伝えします。

工藤会は、戦前に小倉に結成された工藤組が始まりでした。当初の初代会長が工藤玄治でした。

その後、1999年に「工藤会」に名前を変更し、翌2000年に野村悟被告が四代目会長に継承。2011年まで野村悟被告が会長を務め、2011年に当時田中組の組長だった田上不美夫被告が五代目を襲名しました。

この時に、野村悟被告が総裁に退いたとされています。

そして、田上不美夫が現在も会長を務めています。

 

五代目工藤会は、1992年6月26日に福岡県公安委員会から指定暴力団に認定されて、2012年12月27日特定危険指定暴力団に指定されました。

その後、両被告は2014年9月に市民襲撃を共謀したとして福岡県警に逮捕されたのです。

工藤会市民襲撃4事件

野村悟被告と田上不美夫被告が共謀したとされる4事件が今回行われる裁判でついに判決を迎えます。

その4事件の内容と検察側と弁護側の主張をお伝えします!!

1998年2月元漁協組合会長射殺事件

1998年2月18日午後7時ころ、福岡県北九州市小倉北区古船場町の路上で、元脇之浦漁業郷土組合組合長の男性を
(当時70歳)を何者かが拳銃を使って男性に4発発射し殺害しました。

この事件で実行役の当時組長ら3人が逮捕・起訴されました。3人のうち2人は、無期懲役と懲役20年が言い渡されましたが、1名は、第一審で無罪判決となったのです。

この事件に、総裁の野村悟被告と田上不美夫被告が共同共謀正犯として、関わっているとされています。

 

要は、野村悟被告と田上不美夫被告が実行役に殺害するように指示を出したということですね!!

 

この事件に関して、殺人罪で裁判が行われており検察側と弁護側の意見は、

検察側

公共工事に影響力を持つ元組合長に利権を拒まれて殺害を指示

※この利権は、過去の報道からの推測ですが響灘の埋立てによる漁業補償に莫大な金銭が発生することにめをつけた暴力団が自分の影響力のある者を漁協に送り込んで画策しようとしたが拒まれたので漁協幹部を射殺したのではないだろうかとされています

弁護側

元組合長と面識はなく、利権に興味はなかった

と主張しています!!

弁護側の主張から両者とも関わっていないことを主張していますね。

2012年4月元福岡県警部銃撃事件

2012年4月19日朝、北九州市小倉南区の路上で、勤務先の病院に出勤するため歩いていた元警部が左太ももと腰を銃撃されました。一命をとりとめたものの重症を負っています。近くには中学校もあり、朝から騒然となりました。
元警部は2011年春に退職するまで33年間、主に工藤会捜査を担当していたとのことです。

遂に元警察官にまで手を出した事件でしたね。

この事件の罪名は、組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人未遂)と言い、組織的に重大な犯罪を計画や準備、実行したら処分されます。主に、暴力団やテロ集団、薬物密売組織に適用されるみたいです!!

元福岡県警部銃撃事件に対し、検察側と弁護側の主張は、

検察側

長年工藤会捜査を担当した元警部の情報収集活動に不快感を抱き、銃撃を指示した

弁護側

元警部とのトラブルはなく、恨みもなかった

と主張しています。

いきなり銃で撃たれるのは怖いですよね。このニュースを見た時は、衝撃が走りました。

2013年1月看護師刺傷事件

2013年1月28日、福岡市博多区の路上で当時、北九州のクリニックに勤めていた女性看護師(当時45歳)が何者かに左側頭部を刃物で刺され約3週間の怪我を負った。
この女性は、北九州のクリニックで野村悟被告の施術担当をしており、当時、野村悟被告は脱毛及び局部の増大手術を行っていた。

脱毛施術の際、野村悟被告が痛さにピクッと反応した時に、看護師は野村悟被告に対し、「入れ墨に比べたら痛くないでしょう」と言ったそうで、この言葉に野村悟被告が立腹したとのことです。

施術後、しばらくして看護師が刃物で襲われたそうです。

この事件の罪名は、さきほどと同じく組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人未遂)です。この事件の裁判での検察側と弁護側の主張は、

検察側

野村被告が下腹部の施術をした看護師の対応に不満を抱き、襲撃を指示した

弁護側

看護師に一時不満はあったが、事件は指示していない

と主張しています。

2014年5月歯科医師刺傷事件

2014年5月に北九州市小倉北区の駐車場で歯科医師が足などを刃物を刺された事件です。
この被害者は、1998年2月に射殺された元漁協組合長の孫で、漁協幹部を父親に持つ医師で、工藤会幹部が漁業利権を狙い被害者の父親の漁業幹部を脅すために犯行が行われたものと言われています。

この事件に関して、検察側と弁護側は、

検察側

工藤会の要求を断っていた漁協幹部の親族で、見せしめとして襲撃した

弁護側

歯科医師と面識はなく、事件自体も知らない

と主張しています。

これらの事件で、野村悟被告と田上不美夫被告には、

野村悟被告 死刑

田上不美夫被告 無期懲役

が求刑されています。

8月24日に判決が出ますのでこの求刑がどういう判決になるのか注目が集まっています!

まとめ

遂に8月24日に判決を向かえる両被告。全事件全く関与してないと否認しております。

両被告の言い分が通るのかはたまた福岡県警の粘りの捜査が有罪を勝ち取るのか、2021年8月24日は、歴史的な一日なりそうです。

そして、福岡県が平和な街になることを心から願います。

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