最近話題の本「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」。
最初この本の題名を見ただけでは、どんな内容の本なのかまったくわかりませんでした。
でも、何か気になりませんか?
また、この本を書かれた方はどんな方なのだろうとそちらにも本以上に興味がわきました。
ブレンディみかこさんの出身、高校は?
著者であるブレンディみかこさん、私と同郷の福岡出身だったのです!
なので、すごく親近感がわいてしまいました^^
また、出身高校がなんと、福岡県の公立NO.1高校である修猷館高校です!
すごいですよね!ただ、みかこさん本人は、独特な方だったようです。
こんな優等生ばかりの進学校なので、まわりはみんな勉強は当たり前にでき、真面目でまっすぐな人が多い中、みかこさんは、真逆で一人浮いていたそうです。
というのも、中学校は結構荒れた中学を卒業されているということで、私は、そんな方が逆によくこんな進学校へ合格できたなと驚いてしまいました!
嫌いな教科は勉強しない、でも、好きな教科が国語だったようで、ライターという職業は天職なのかもしれませんね。
高校を卒業後は、音楽(パンクロック)好きが高じてアルバイト貯めたお金で渡英を繰り返し、1996年からイギリスに在住されています。
アイルランド人の男性と結婚され、息子さんが生まれています。
現在は、保育士、ライターとして活躍されています。
かなり、ぶっとんだ人生を歩まれてるなと思いました。
私がもし、みかこさんの立場だったら、中学で流されて高校なんて適当に楽な所へ逃げそうなのに、ある意味すごく真の強い方なのかなと感じました。
ブレンディみかこさんの息子さんはどんな子?
名前は、ケン・ブレンディ君。
ケン君もみかこさん同様、子供の頃からかなり、波乱な人生だなと・・・。
みかこさんが働いていた託児所は貧しい方が多いところで、ケン君もこちらで一緒に預けられていました。そして、次は名門小学校へ進学。生徒会長もやっていたということで、すごい優等生君じゃないか!って思ったら、次はまた底辺中学校へ進学。
また、菊池凛子さん主演の映画「ラスト・サマー」に、菊池凛子さんの息子役としてケン君が出演しています。
ただ、演技をしたことは後にも先にもこの一回だけのようですよ。
小中学校から、私の何倍も濃い人生を歩まれてるな~と思っちゃいました!ある意味、いろんな経験をして、人間的にも大きな成長をしてそうですよね!
私の悩みなんて、ケン君に比べれば薄っぺらいものなのかもしれません。
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」どんな本?
2019年に、「本屋大賞ノンフィクション本大賞」など4つの賞を受賞されました。
小学校まで優等生だった息子さんが進学した「底辺中学校」の日常を書いた本になります。
この底辺中学校は、多種多様な子が集まっており、毎日トラブルに見舞われていたようで、ケン君の中学時代の色々な問題を、みかこさんも一緒に乗り越えていったノンフィクションになります。
私は、この過程を知っただけでも、内容の濃いものだなって感じました!この本は、多感な思春期の子供と向き合った親と子の物語なので、子育て世代の方には何か得るものがある本なんじゃないでしょうか。
さいごに
実は私、あまり本は読まないのですが、たまに、惹かれるものに出会います。
日本でも、子育ては大変だと思いますし、いろんな問題にぶち当たる事は大いにあると思います!でも、この本を読んで何かヒントになったり、力になったりするものがあるんじゃないかと思うので、本屋さんで見かけたときは、手にとってあらすじだけでも読んでみませんか?
コメント