情熱大陸にKISA2隊(キサツ隊)が出演することになりました。
キサツ隊って、何か聞いたことあるフレーズだなと思っていたら、鬼滅の刃の「鬼殺隊」と一緒の名前ですね!
どうやらKISA2隊(キサツ隊)の名前は、鬼滅の刃の「鬼殺隊」から取ったとのこと!
そのKISA2隊(キサツ隊)医師として働く、小林正宜さんは大阪の病院の院長でもあります。
今回は、二刀流として働く小林正宜さんについて調べてみましたので、小林正宜さんの経歴やKISA2隊(キサツ隊)についてお伝えしていきます!
小林正宜の経歴
まず、小林正宜さんの経歴についてお伝えしていきます!
小林正宜さんは、平成21年帝京大学医学部医学科卒業後、
- 大阪市立大学医学部附属病院 総合診療センター
- 藤井寺市民病院 内科
- 大阪市立大学医学部附属病院 総合診療センター
を経て、
平成30年に葛西医院副院長を務めた後、
平成30年7月より葛西医院の院長に就任しています!
その他にも、
- 大阪市立大学医学部付属病院総合診療センター 非常勤
- 育和会記念病院総合内科 救急非常勤
としても活躍されていて、
- 日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医指導医
- 日本内科学会 認定医
- 日本病院総合診療医学会 認定医
- 日本医師会 認定産業医
- 日本旅行医学会 認定医
などの学会活動を行っています!
小林正宜さんは、1953年に祖父である初代院長の小林愛次郎が開設致して以来、地域医療に貢献してきた葛西医院の三代目医院長です。
小林さんは幼い頃から葛西医院の現名誉院長である父が診療する姿を見て、いつか父のように患者さんに信頼される医師になりたいと思っていたとのことです!
帝京大学を卒業後は、大阪市立大学病院で研修医として働いていましたが、お父様が脳出血で倒れたため葛西病院閉院の危機が迫り、葛西医院の医療に務めます。
この危機に小林正宜さんが研修に行っていた大阪市立大学病院の先生達が支援して下さり、なんとか葛西医院の閉院は免れました。
そして、数ヶ月が過ぎたころ、脳卒中で倒れたお父様が無事に診療復帰されてとのことです。
この経験がきっかけで、小林正宜さんは地域医療の奥深さを知り、将来は地域医療に携わることを決意したのです!
その後は、大学院卒業、学位取得、家庭医療専門医などの地域医療に必要な資格等を取得して、平成30年よりお父様と2人で葛西医院で診療を始めたのです。
翌年には、小林正宜さんが院長として葛西医院を背負う立場へと昇進されています(^^)
小林正宜さんは、葛西医院で父と共に「患者さんの心身に寄り添った医療」を行い、患者さんが安心して何でも話すことのできる優しく顔の絶えない診療所を目指していると話されていました!
小林正宜さんのように地域の方々のために働いてくれる先生に診て欲しいと思いますよね!
患者にとって信頼出来る病院があるのは、とても安心出来ますしね~(^o^)
KISA2隊(キサツ隊)について
KISA2隊(キサツ隊)についてお伝えします!
KISA2隊(キサツ隊)とは?
KISA2隊(キサツ隊)とは、新型コロナウイルスに掛かり自宅療養で死ぬケースが増えたため、それを食い止めるべく訪問医療チームが京都で結成されたのがKISA2隊です。
医師をはじめとするおよそ50人の専門職が24時間365日の臨戦態勢で在宅療養患者の元に駆けつけて重症化を防ぎ入院件数を最小限に減らすことを目的とし、医療崩壊を防ぐための医療部隊です!
KISA2隊(キサツ隊)は、小林正宜さんの他に、京都の病院に勤める宮本雄気さん、守上佳樹さんらにより結成し、守上先生が、「鬼滅の刃」の鬼殺隊から、「キサツ隊」にしたそうです。
KISA2隊(キサツ隊)結成のきっかけは?
KISA2隊(キサツ隊)結成のきっかけとなったのは、2020年末に京都府でコロナ自宅療養中の1人が死亡したのをきっかけに医師達が動き始めたのです!
「コロナ患者の在宅診療は可能か」
と総括DMATとして京都府の入院医療コントロールセンターで業務を行う山畑佳篤医師から打診を受けて、もともと地域に根付いた往診を主に行ってきた守上さんと宮本さんが京都で動き始めます。
信念は“どんな患者も断らず、隔離解除まで診療を続ける”こと。
入院までのつなぎの診療ではなく、自宅のベッドをコロナ病床にするという考えに立っているのです!
そして、大阪の小林正宜さんが、この活動に賛同し、KISA2隊(キサツ隊)大阪として、活動を開始したのです!
全国初の抗体カクテル療法の実施
小林正宜さん率いるKISA2隊(キサツ隊)大阪は、2021年9月に全国初の在宅での抗体カクテル療法実施しました。
小林正宜さんは、新型コロナウイルスの重症化を防ぐ抗体カクテル療法を今年の9月17日に外来患者に投与しました。
診療所の外来診療での投与は厚生労働省が9月末、自治体に条件付きで可能と通知したばかりで、全国で初めてだったとのこと!
この時のことがニュースにも取り上げられています!
葛西(かっさい)医院(大阪市生野区)の小林正宜院長(38)ら医師、看護師計3人は17日夕、発熱などの症状がある府内の30代女性宅に到着すると、玄関でガウンなどの防護具を身に着けて室内に入った。女性は当初、投与に不安そうな様子だったが、効果や副反応について説明を聞くと次第に落ち着いた。
小林院長は府と府医師会が協力して立ち上げた自宅療養者の往診チームのメンバー。抗体カクテル療法は2種類の抗体5ミリリットルずつを混ぜて100ミリリットルの生理食塩水で希釈し、約30分かけて腕に点滴する。3人は交代で女性のそばにつき、他の人は感染防止のため玄関にいた。投与後は近くに止めた車で約1時間半待機。容体の急変がないことを確認して引き揚げた。
引用元はこちら
実施に必要な手続きを済ませた診療所は全国で数カ所にとどまっており、先駆的な事例ですね。
小林さんは投与後、「外来でも安全に実施できることが分かった。感染『第6波』に備え、病院や保健所の負担を減らせるようにしたい」と語ったとのことです。
このような事例が全国の病院に広がると自宅療養されている方々の不安は、軽減するでしょう!
まとめ
以上が小林正宜さんの経歴やKISA2隊(キサツ隊)についてでした!
新型コロナウイルスが人々の生活を脅かし、自宅療養が増えている中、このような自宅訪問型の診療をしてくれるのはとてもありがたいですよね!!!
まさに救世主!
過酷な勤務だとは思いますがお体に気をつけて、日本の医療を支えて下さい。
そして、私達自身も感染予防に徹しながらコロナに掛からないよう気をつけなければなりませんね!
コロナに打ち勝ちましょう!
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